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夕暮れ頃。
聡はマンションを去り街を彷徨っていると真面目太郎がコンビニから出てくるのを偶然見かけた。

「お、おい。真面目太郎じゃないか。何してるんだ?」

「ああ、またお会いしましたね。コンビニで燃料を確保しようと思ったんですが相変わらずこの
世界でも高価ですね~(この世界、治安が悪いなー)。いやぁ~、参りましたよ。今回も電気屋
かホームセンターとかに行って買うとしましょうか」

(時空移動船の燃料ってコンビニで買えるものなのか・・・・・?)

聡は不思議に思い心の中で呟いていた。

・・・・と、そのときだった。

「よぉ、2人とも!」

その声の主のほうを振り向くとそこには冬用セーラー服を身に付けた少女・・・・大山香織の
姿があった。

「俺だよ、俺。直弘だよ」

どうやら直弘のほうは香織の身体に無事に憑依できたようだ。

「ああ、お前か」

「あれ?霞ちゃんの身体には入らなかったの?」

「実はそれが・・・」

聡は今までのことを説明した。

「そうか。それは残念だ。じゃあ代わりに別の子に憑依するっていうのは?」

「うむ。霞ちゃんはすごく気に入ってたんだがいないなら仕方ないか。あまり期待でき
ないけど別に可愛い子を探してみるか」

聡は立ち直り霞の代役となる少女を探すことにした。

「誰か可愛い子いないかなー」

だが周囲には見当たらなかった。
と、そこへひとりの20代半ばくらいの年齢の茶髪の女性が慌てて走ってきた。

すると聡の霊体はその女性に引き寄せられた。

「なっ・・・なんだこれは・・・・。引っ張られる・・・・」

聡の霊体は女性に吸い込まれ不本意ながら憑依してしまった。

「これはどうなってるんだ。この女、取り憑かれやすい体質なのか?悪いが
この身体には興味はねぇ。おさらばだ・・・・・」

聡はなんとかその女性の身体から離脱しようとしたのだが抜け出せなかった。

「あきらめるしかないですね」

「うお、まじか・・・・」

聡のこの女性の身体から離脱できずテンションはさらに下がった。