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●真面目太郎

「え?いいんですか?・・・こんなにご馳走になって・・・・」
「ああ、もちろんだよ。娘の『千枝』を救ってくれたお礼だ。どんどん食べたまえ」
「はい、それではお言葉に甘えて・・・・。頂きます!!」

幼女を悪い輩から救い出した真面目太郎はこの幼女の住んでいる家(豪邸)を
訪れもてなされていた。

「うおっ、これはうまい!こんなに豪華でおいしい料理を食べたのは初めてですよ!」
「ははは。気に入ってもらえて何よりだよ」
「太郎お兄ちゃん、どんどん食べてね」
「うん、ありがとう。頂きますっ!」

メイドがたくさんの料理を次から次へと並べ真面目太郎は彼らと雑談をしながら食事をした。

「ははは。なかなか良い食べっぷりだね。そうだ、行くあてがないのなら今日は泊っていきなさい」
「いいんですか?見ず知らずの人間にそこまでしていただいて・・・・」
「娘を救ってくれた恩人だ。これくらい当然だよ」
「そうですか。ありがとうございます。寝るところがなかったのでとても助かります」

「さて私は会社のほうへ戻るよ。これから役員会議があってね。何か不都合なことがあれば使用人に
遠慮せず言うと良い」
「どうも、お構いなく・・・」

「パパ、いってらっしゃい」
「ああ、良い子にしてるんだよ。千枝」

そうしてこの幼女(千枝)の父親は自身の経営する会社のほうへ行った。
彼の名前は錫城博昭(すずしろ ひろあき)といってこの世界では『錫城マテリアル 株式会社』という
大企業の社長のようだ。そしてその娘(三女)が千枝で上に年の離れた大学生の姉が二人おり一人暮らし
をしている。
千枝ら姉妹を産んだ母親は千枝が産まれて間もなくして他界していることを知った。

「太郎お兄ちゃん、一緒におままごとして遊ぼう」
「うん、いいよ」
「わーい」

真面目太郎はこの日、時空移動船の材料を購入することを諦めて千枝の遊び相手として過ごした。




●堀川直弘

直弘は聡に頼まれ香織の身体から幽体離脱し霊体となり霞の家族が住んでいるというマンションを尋ねた。
いとも簡単に壁をすり抜けるとなかなかの美人な女性が料理を作っている場面に遭遇した。

「なるほどな。彼女がそうなのか」
その女性は霞に似ておりすぐに霞の母親である『木下歩』であることがわかった。
直弘は霞の母親・・・・歩に近づき憑依した。

「さてと若い頃の写真はどこかな」

歩(直弘)は彼女の脳に保存されている記憶を頼りに写真を探した。
「おっ、あったぞ。これでいいよな」
その写真には中学生の頃の歩の姿が写し出されていた。姿は霞と瓜二つで可愛らしい。

歩(直弘)はその写真を鞄にしまい外へ出て聡のところへ向かった。




●永田聡

盗奈(聡)は電話を切った後、盗奈の自室へと戻り再び自慰(ノーマルオナニー)を行うことにした。

「んぁああっ、あぁぁぁっん、ああああん♪」
部屋中に卑猥で大きな喘ぎ声を響かせる。

「あたしは・・・かすみ。今はこんなに老けたおばさんの姿をしてるけど、本当は女子中学生の木下霞
なの。はあああぁん♪」
盗奈(聡)は自己暗示をかけ『木下霞』に成り切り自慰を続けていた。

「この世界、元の世界とどれくらい違ってるんだろうな・・・・」
と自慰を済ませると気分転換に散歩でもすることにした。

盗奈(聡)はセーラー服を脱いで箪笥・クローゼットから適当に服(タイトスカート・ブラウス・ジャケット)
を取り出しそれを身に付け外へ出てこの異世界の様子を充分に見学することにした。

まず向かった先は聡の住んでいたアパートなのだが、そこはただの空き地になっていた。
聡の元カノの沙織が住んでいるはずのアパートも空き地になっていた。
最寄りの駅の周辺はお店がたくさん閉店しており元の世界よりもみすぼらしかった。
不景気の煽りで駅周辺の開発も遅れたようだ。

次に聡の実家を訪ねてみるとそこは廃墟となっていた。
父親が経営する『有限会社 永田クリーンワークスジャパン』という企業はこの世界でも同様の結末を迎えている
ようだった。ただ違っている点は火事により聡も幼い頃に亡くなっているということだった。

最後に 聡が就職活動のときに面接した大手企業『トイフェル製薬 株式会社』を訪れてみたのだがそこも廃墟と
なっていた。それだけではなく周囲にある企業も全て廃墟と化していた。
周囲に誰もいなかったので中に入ることにした。

「ここで幽体離脱の薬でも見つかるかな」と思って探してみたのだが薬自体あまりなかったので
とりあえず『APTX(アポトキシン)0721』という薬があったのでそれを持って外へ出て自宅へ戻ることにした。




●とある廃墟にて

━あの娘はどうした?
「ボス。すみません。邪魔が入りまして・・・。今度は必ずや連れてきます」
━そうか。これが最後のチャンスだ。次失敗したら・・・・分かってるだろうな?
「ははっ。それは承知しております。必ずや成功させてみせます」
━ならば早く行ってこい!!
「御意!」

とある廃墟にて怪我を負った5人の男は誰かに頭を下げた後、気を取り直して外へ出て行った。


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